勢力の強い台風とは?
■台風とは最大風速が毎秒17.2メートルを超える熱帯低気圧
インド洋や南太平洋で発生するものをサイクロン
北東太平洋や大西洋で発生するものはハリケーン
北西太平洋で発生するものをタイフーン
と呼ぶ。
国際的にはあらかじめ用意された140個の名前を発生順に付けていき、一巡すると最初に戻る。
○台風の強さ3段階
最大風速が毎秒33メートル未満を「普通」とすると
・「強い」最大風速が毎秒33メートル以上同44メートル未満で
・「非常に強い」は同44メートル以上、同54メートル未満、
・「猛烈な」は同54メートル以上です。
○台風の大きさ2種類
風速が毎秒15メートル以上の強風域の半径によって3種
・500キロメートル未満を「普通サイズ」とすると
・「大型(大きい)」500キロメートル以上800キロメートル未満
・「超大型(非常に大きい)」800キロメートル以上
ということは、この組み合わせで、
「超大型の非常に強い台風」とか
「大型の猛烈な台風」とか
「普通サイズの普通の強さの台風」
とか強さ(4種)×大きさ(3種)で12種類
になるということですね。
この内勢力の強い台風の表現は、強さ(3種)×大きさ(2種)
6種類ということでしょうか?
今回の台風10号「サンサン」は、既に「非常に強い」から「強い」まで風速が弱まっているようですが、移動速度が遅いので長時間雨が降り続くことになり、今後東海でも2,3日か場合によっては4,5日警戒しなければならないようです。
[気象概況]8月29日10時ごろ
強い台風第10号は、29日10時には天草市付近にあって、1時間におよそ15キロの速さで北へ進んでいます。中心の気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートルで中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっています。
0コメント